一般社団法人日本心臓血管医療フォーラム
(Japan Cardiovascular Treatment Forum: jCUTE)は、
循環器疾患研究に携わる循環器内科医、内分泌代謝内科医、腎臓内科医、心臓外科医、放射線科医、
臨床研究の専門家や医療統計家など、多職種にわたる専門職有志の集まりで、現在我々が直面する
循環器疾患の様々な課題について、多分野の英知を結集し、Multi-disciplinary Approachによる研
究、啓発活動を行う団体です。
現在行われている循環器治療の問題点を大規模臨床試験により把握するとともに、今後行われるべ
き治療法について、エビデンスを構築した上で、様々な提言を行います。また、臨床研究のあり方
について広く啓発活動を行います。我々は、こうした活動を通じ国民の健康、福祉の向上に寄与す
ることを目的としています。
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Recent Study
JBLADE-0 研究
本パイロット研究の目的は、我が国の心臓血管外科専攻医の手術手技を客観的に評価すること を目的とした本試験(jBLADE Study-1)の円滑な実施のため、①本試験に向けての手順等の確 認、②標準化されかつ妥当性の担保された評価基準を構築することである。Introduction
一般社団法人設立のご挨拶平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
現在、我が国は他国に例を見ないスピードで高齢化社会を迎えようとしています。これに伴い、高血圧、 心房 細動などの不整脈、心不全といった循環器疾患の増加と共に、糖尿病や腎機能不全(CKD)といった 合併症の併発 も多く、その病態が著しく多様化してきております。
こうした現実を踏まえ、心臓外科医、循環器内科医、代謝内科医、医療統計家など多職種の有志専門家が 集まり、2007年からJMAP Study (術前、術中、術後の血糖コントロールが冠動脈バイパス術に与える影響を 検討する 多施設共同研究)を開始いたしました。この研究は、京都大学心臓血管外科の坂田隆造教授を班長とし、 2008年か ら2010年にかけて、厚生労働科学研究の助成を得て完了し、学会及び論文にて発表いたしましたが、 この間、同 時に我々は数多くのことを学びました。
その第1は、公的資金の獲得には、一定の準備期間が必要であり、公的資金の給付が終了した時点以降も継続的 にフォローアップしなければならない研究が存在すること。第2に、公的資金による助成にはなじまない課題であ っても、臨床上解決しなければならない課題が数多く存在すること。そして最後に、今後の臨床研究を担う若手 を育てるために、これまで我々が学んだことを伝えていくにふさわしい機関が必要であることであります。
以上の経緯を踏まえ、この度、私たちは「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第48号」に準じ、 「一 般社団法人日本心臓血管医療フォーラム」を2012年1月20日に設立登記することになりました。
今後、我々のグループの特質であります、多職種の専門家によるMulti-Disciplinary Approachにより、循環器 疾患の研究を中心に幅広いニーズに応え、より上質で高度な医療を目指すよう、会員一同、志をひとつにして尽 力する所存です。
つきましては、今後とも一層の御指導、御鞭撻と御支援を賜りますよう謹んでお願い申しあげます。
2012年1月吉日
一般社団法人日本心臓血管医療フォーラム
理事長 坂東 興
About Us
【団体名】
一般社団法人日本心臓血管医療フォーラム
jCUTE(Japan Cardiovascular Treatment Forum)
【設立】
2012年1月20日
【役職】
理事長(代表理事) | 坂東 興 (東京慈恵会医科大学教授) |
副理事長 | 夜久 均 (京都府立医科大学大学院教授) |
【所在地】
大阪府大阪市淀川区西宮原1-6-60プラザ新大阪405
E-mail: jc-office@jcute.org
【目的】
「一般社団法人日本心臓血管医療フォーラム」は、循環器疾患研究に携わる専門職が協力して、 治療、予防などの研究及び調査を行い、その治療法の探求、確立を行うことにより、国民の健康、 福祉の向上に寄与することを目的する。その目的を達成するため、次の事業を行う。
(1)循環器疾患の予防、及び治療に関する臨床研究の実施
(2)循環器疾患臨床研究推進及び支援
(3)循環器疾患ガイドラインに資するエビデンスの構築
(4)医療及び臨床試験に関する情報等の収集および発信
(5)循環器疾患の予防及び治療に関する市民への知識の普及と啓発
(6)海外クラスター、医療機関、教育施設との連携による国際貢献
(7)その他前各号の目的を達成するために必要な事業
理事・監事
理事長(代表理事) | 坂東 興 | 東京慈恵会医科大学 |
副理事長 | 夜久 均 | 京都府立医科大学 |
木村 一雄 | 横浜市立大学 | |
小西 宏明 | こにし内科・心臓血管クリニック | |
佐藤 俊哉 | 京都大学 | |
高梨 秀一郎 | 川崎幸病院 | |
筒井 裕之 | 九州大学 | |
橋本 和弘 | 東京慈恵会医科大学 | |
福田 恵一 | 慶応義塾大学 | |
桝田 出 | 武田病院グループ武田病院健診センター/予防医学・EBMセンター | |
南方 謙二 | ローワン大学 ・ クーパー 医科 大学 | |
宮本 恵宏 | 国立循環器病研究センター | |
安田 聡 | 東北大学 | |
監事 | 岡村 吉隆 | 和歌山県立医科大学 |
Content
of
Studies
試験内容一覧
JMAP Study-0
冠状動脈バイパス術(CABG)の術前、術中、術後の血糖コントロール状況が、CABG術後入院中の心血管 死亡、入院中の心血管イベント並びに術後感染とその関連死亡および全死亡に与える影響の調査JBLADE-0 Study
本パイロット研究の目的は、我が国の心臓血管外科専攻医の手術手技を客観的に評価することを目的とした 本試験(jBLADE Study-1)の円滑な実施のため、①本試験に向けての手順等の確認、②標準化されかつ妥当 性の担保された評価基準を構築することである。Contact
連絡先
532-0004大阪府大阪市淀川区西宮原1-6-60 プラザ新大阪 405
Phone:
050-3187-6234
Website:
https://jcute.org
Email:
jc-office@jcute.org
Followup Study
公開準備中です
Announcement
現在お知らせはございません
Partner
準備中です
(1) 虚血性心疾患に罹患し、単独の冠状動脈バイパス手術を受けた患者
(2) 手術時年齢が20歳以上の患者
を満たす全患者について検討する
・榊原記念病院 成人心臓外科 高梨 秀一郎
・国際医療福祉大学 心臓外科 坂東 興
File name | File Type | Download |
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JMAP0計画書 Version 2.3 | ||
JMAP-0 J Cardiology 2012 | ||
JMAP Study Symposium Agenda10.Sept.29 |
File name | File Type | Download |
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JBLADE-0研究計画書 Version 1.1 |
Update
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[2015.6.9]
試験内容一覧を更新しました
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[2012.10.17]
試験内容一覧を更新しました
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[2012.10.17]
サイトを公開しました
ウェブサイトを設置しました